礼side 心のモヤモヤが晴れた気分。 そんなことだったらもっと早く聞いとけば良かったなぁ。 「礼は俺のことが大好きなんだねぇ?」 隣から陽の声がした。 企んでるようなそんな声色。 「何も言わないんだ? ふーん、じゃぁキスしてあげないよ?」 「っっ、、いいもんっ///」 陽の顔が近づく、あたしはきつく目を閉じた。 それなのにいつものようにはいかなかった。 目をそっと開けると、陽のにやついた顔が映った。 「これでもしてほしくない?」