そんなあなたは先生でした…(下)


礼side


心のモヤモヤが晴れた気分。


そんなことだったらもっと早く聞いとけば良かったなぁ。


「礼は俺のことが大好きなんだねぇ?」


隣から陽の声がした。

企んでるようなそんな声色。


「何も言わないんだ?
ふーん、じゃぁキスしてあげないよ?」

「っっ、、いいもんっ///」


陽の顔が近づく、あたしはきつく目を閉じた。


それなのにいつものようにはいかなかった。


目をそっと開けると、陽のにやついた顔が映った。


「これでもしてほしくない?」