「おぉー、ありがとなっ」
舞花ちゃんの頭をポンポンッと撫でている。
舞花ちゃんは恥ずかしそうに、
でも嬉しそうに下を向いて笑っている。
いいなぁ。
あたしと陽も同級生だったら
こんな感じだったのかなぁ……
「黒澤、顔死んでるぞ」
恭哉くんは、振り向き様に言ってくれた。
「あ、あはは。
そうかな?」
舞花ちゃんは席を立ち廊下に出ている。
「わかった」
恭哉くんは手をグーにして手の平にポンと置いた。
「何が?」
もしかしてクリスさんからのやつバレてる?
「黒澤、最近……」
さ、最近?
ドキドキ…
「佐伯とヤってないんだろ?」
は?
は?
はぁ?
脱力。

