代わりに、 クリスから連絡が来た。 『陽、好き』 『会いたいな』 『また日本行きたい』 『返事ほしいな』 俺は無視し続けた。 というより、瑞姫がいなかったときの自分が何をしていたのかわからなくなった。 だから、机にへばり付いていた。 ~♪ またメールか。 またクリスからか。 『彼女チャンはまだ陽のもの?』 は? ~♪ 『まだ陽の周りにいますか?』 俺はクリスからきたメールを直訳する。 このメール。 まさか、 クリスが!?