「今日学校休みます。」 きょねん何回この電話したっけ。 不登校。 そうやって呼ばれるようになって 学校が余計に遠くなった。 進級はできたものの 補充で潰れた春休み。 課題なんてできるはずもなく いきなり普通に生活することも 難しい。 がんばってみても はたから見たらそれは人の半分もなくて 「もっと。」 「がんばれ。」 誰もわかってくれない。