「実花さん、

 ちょっといいですか。」

彼に倉庫に呼ばれた。

引き継ぎか・・・

そう思ってついていく。

華奢だと思っていた背中は、

いつの間にかたくましく、

男子から、

すっかりオトコになっていた。