「えっ…ちょ、ちょっと!何すんのよ!?いやぁ!離して!!」

あたしはとにかくジタバタと動こうとしてみたけど、やっぱり力じゃ勝てない


「煩い女だな。じっとしてろ」

そう言って男はあたしの上に馬乗りになってきた

「ちょ、どきなさいよ!」


すると男はまたしてもニヤリと気持ち悪い笑顔を浮かべた
そしてそのままあたしの制服に手をかけ一気に破いた

「ちょ、何すん!?やっ、離して!!」


下着があらわになった

なんなのよこの変態は!!?
でも、さすがにこれ以上はまずい




どうしよう………!?


「おい!お前ら何やってんだ!?」



え?
誰?


「おい、あれ新撰組だ!やばい、逃げるぞ!!」


男達は逃げ去っていった



いったい何がどうなったの?
新撰組って?



………新撰組!!!?



いくら馬鹿なあたしでもしってるよ!?
えっ、もしかしてあたしタイムスリップってやつをやってしまったのか!?


あーーーー!!!



「………お嬢さん、大丈夫でしたか?」

男は優しく声をかけ、あたしに上着をかしてくれた

「あ、ありがとうございます。助かりました」


そう言うと男はふわりと笑ったような気がした
けど、辺りはもう暗いからあまり顔が見えない


「ここはあなたのような方が来るところではありませんよ。さぁ、早く帰りなさい」