いつの時代でも



ん?
あそこ、なんだろう?



そこは、廊下の一番奥にある部屋
いつもは使われていないから誰も入ったことがなく、そして気にする者もいない
それなのに、その部屋の扉が開いていた


あたしは、何故かわからないけど気がついたらその部屋へと足を運んでいた


部屋の中には沢山の本が置いてあった

沢山の本………
その中にある一冊の本にあたしは手をのばした



その行動が
あたしの未来をかえるなんて
知らずにね………