「この形・・カァラレに似ている。もしカァラレならば近くにあるぞ」
か?か・・カラ・・なんちゃらって名前なのか!!そーかそーか、けどまだ私にはちょっと難しいぜ!!覚えるけどね!!イルちゃんが教えてくれた事は全部覚えるけどね!!自分の世界に居た時イルちゃんが教えてくれた事もぜぇーんぶ覚えてるぜあたしゃぁ!!!!
凄いだろ⁉地味に凄いだろ⁉記憶力だけ地味に凄いんでぜぃ私!!!!
だから、今イルちゃんが教えてくれたか・・・かぁ・・・も、絶対覚えるから‼
「オーカ?カァラレを探すのだろう?こちらだ」
『あ、はーぃ‼イルちゃん今のかぁ・・何?』
「カァラレの事か?」
『く、か、ぁ・・・カァ・・るぁ・・るぇ・・カァる?んんー、カァラ・・りぇ、カァ・・ラ・・レ・・?っ!!カァラレ!!!!』
ほぁぁ!!!!でけたでけた!!やったね!!さすがやれば出来る子オーカちゃん!!!!(ドヤァ
「オーカは覚えるのが早いな。今のはこの国での言葉だ。この国の言葉はオーカの世界の言葉ともワタシの世界の言葉とも異なると言ったのを覚えているか?」
もっちろん覚えていますともぉ!!!!
『この国は・・えっと名前は・・・て、た、つ?んんー!!発音がぁ・・・』
耳にはまだイルちゃんが教えてくれた単語が残ってるのに、それを発音出来ない。
「タティリディス王国だ」
『それ!!ここもその王国の一部なんでしょ?ここには前に言ってた悪魔?だっけ?は居ないの?』
以前聞いた話では、この国には悪魔が居て、その悪魔を倒しながら人間は暮らしているんだってこと。
「今はワタシの気配、つまり死神の気配があるから姿を見せないのだろう」
あぁ、なるほど・・・
つまりイルちゃん最強ってことですね?わかります!!!!

