どれだけ泣いただろう・・。 私は、家に帰る前に近くの公園でただただ涙を流した。 だって、家で泣いてイルちゃんを困らせるわけにはいかないから。 だから、今一杯泣いて、イルちゃんと笑顔でお別れするんだ。 イルちゃんには一杯一杯お世話になった。 この黒くて汚い感情も、イルちゃんは人間だからと受け止めてくれた 優しくてかっこいい、最高の死神様。 『よしっ!!!』 パンッと両手で頬を叩いて鼓舞する。 さぁ、イルちゃんにお別れを言いに行こう。