あぅ・・・。今日も一段とイケメンですね!!!


銀色の短髪に、紅色の瞳、そして、イケメンボイス・・


あぁ、彼は本当に死神なのだろうか・・。


こんなに優しくて美形で、美声で・・。


もう天使でいいじゃないかぁぁぁぁ!!!!


「今日の外はどうだった?」

『どーってこと無いよ!!イルちゃんが居るこの空間に比べれば面白い事なんて何もないね!!イルちゃん万歳だわ!!!』


むぎゅぅぅと更に強く抱きつけば、優しい手つきでぽんぽんっと背中を撫でてくれる。


あぁ、幸せだ・・・。






けど、私は知ってる。

彼の体から熱を感じない理由も、この幸せに期限があることも・・。