「オーカの言語とワタシの言語では似ているが、違う」


私の考えている事が分かったかのように、的を射た返事に少々驚いた。


けど、だからこんなにも名前を言うだけに苦労したのか。



『イル。イル!!』


自分の口から発せられる日本語ではない別の言葉に少し感動する。


「オーカ。・・・ぐぅ」


え、ぐぅ?ぐぅって何?何かお腹が空いたときの効果音に似てるね。めっちゃ似てるね。てゆうか、最早それ以外にないでしょ。え、何?お腹空いてるの?


『お腹、空いてるの?』

「・・ぐぅ」

お腹の音で返事されたぁぁぁ!?