青空に白球を

「土曜日、あたしの家に来ない?」

その時話すから。



そう言ったときには、もういつもの雪那だった。







・・・・・なんでだろう。

どうして私は、人の本質をいつも見誤るのだろうか。


この時の雪那の気持ちも、新しく結成された野球部員の心境も。

素直希の願いや、想いも。


自身の兄の心さえ、私は見えていなくて。

それで、私は自分が傷ついてると勘違いしていた。