青空に白球を

三人は視線を交わし、


「「「野球部」」」


声を揃え言った。

「ははっ、やっぱりね。言うと思った」

呆れた口調だったが、そう言って笑う雪那は嬉しそうだった。だけど、私は。



・・・野球部。

胸の内に湧き上がってくる怒りを抑え、素直希達にあることを尋ねる。



「野球部って、二年前に廃部になっていたよね?」


呆れが混じった笑顔で三人を眺めていた雪那が目を瞠った。

「そうなの?」

素直希に尋ねた雪那の声はなぜか震えていた、気がする。