「はい!できましたゼ!お姉さん!」
「あのさ、お姉さんって私のが年上なの?」
「ん?お姉さんだって、二十歳ぐらいでしょ」
何故わかった。
す、すすす、ストーカー!?
「あ、ゆっとくけど、ストーカーとかじゃないからね」
「……こほん。それぐらい分かってるよ?」
「……絶対疑ってたでしょ」
「いっただっきまーす」
カレーを(家にそれぐらいしか材料が揃ってなかった)
恐る恐る、一口、口へ運んだ。
「…………う、まい」
「でしょ!?俺ね!兄弟で、下に4人居てさー。気づいたらできるようになってたんだよね」
「へー。意外」
「ん?どこが?」
「一番上ってとこと、できるってとこ?」
「何気ヒドイよね」
「そっかなー?」
「ほめてないし(笑)」
てか、うまー!

