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カチリ、エンターボタンを押し、一通りまとめ終わった報告書を一旦保存。ずっとディスプレイを見ていたせいか、目が痛い。
ちらり、と時計を見れば、もう12時なんてとうの昔に過ぎていて。自分の没頭さに驚く。
短針が1を越しているとは思わなかった。大きく伸びをしながら、そんなことを思う。
少し遅いが、昼休憩に入るとするか。確認は後でして、と。
PCを休止状態に設定してからカバンを持ち、主任のデスクへと向かった。
それにしても目がチカチカする。今度、PC用のメガネ買おう。うん、そうしよう。
小さな決心を胸に固めたところ、デスク前に到着。主任は絶賛食事中だった。
「主任、」
「…おっ、ごほっげほっ、げほっ……おう、桐野くん。昼休憩か」
「はい。…大丈夫ですか?」
盛大に咽る主任に若干の不安を覚えつつ、頷く。主任はペットボトルのお茶を喉に流すと、“あぁ、今は誰も抜けてないから、少し長引いても大丈夫だぞ” と返事をしてくれた。
「はい! ありがとうございます!!」
深々と頭を下げ、浮き足立つほどのテンションでそそくさとオフィスを出た。
小腹がすいている程度だし、コンビニで何か買おうかな。あ、そうだ。サンドイッチにしよう。
優柔不断ではないので目的の品を早々に決めると、事務所内のコンビニに向かった。
