もう、お母さんのせいなんだからっ。 メールなんて。 キャベツなんてっ。 バカバカッ 哲ちゃんを見失って、私はシュンとする。 そしたら、後ろからトントンッて肩を叩かれた。 もうっ。 今度は、なにっ? ちょっと怒った顔して振り向いたら、びっくりしすぎて心臓飛び出すかと思った。 だって、肩を叩いたのは。 「てっ、哲ちゃん!?」 「ゆーきちゃん。なにやってんの?」 素敵な笑顔で問いかけられて、私はあわあわ。