ある少女の恋物語



・・・・てか、こけたから血出てるし。







「龍ちゃん、ちょっと保健室行ってくる。他の人とやってて!じゃ。」















「・・・・・おい!!」






あたしは保健室まで急いで走った。








なんか、龍ちゃんの顔がまともに見れなかった。







「っちくしょーーー!!!いてぇ・・・。」








・・・・トントン







あれ?返事がない・・・・て事は誰も居ないのかよっ。









つぅか、リバテープどこだよ!!!







先生早く来てよ・・・。ったく。









・・・・・・ガラガラガラ







「先生!?」






先生と思って振り返ったら、龍ちゃんだった。







「大丈夫か?つぅか何してんの?早く消毒しろよっ!」







「あ、龍ちゃんか。消毒なんていいよ、リバテープそのまま張っとけば治るし。」








「いやいや、治らねぇから(笑)俺が消毒してやるから、座れよ。」