ああーーーー次体育じゃん!!!
だるい・・・。つか2人1脚の練習じゃん・・・。
こけて龍ちゃんに迷惑かかったら、どうしよ!!!
「よし、決まったペア同士練習していいぞー俺は木の下で見守っとくから。」
って先生・・・アンタ、見て見守るだけかいっ!!!
ったく、あたしは龍ちゃんを見つけ、
「龍ちゃん!練習しよっか。」
と声をかけた。
「おう。あ、ヒモもってきたから結ぶな。」
「うん!ありがと」
そしてヒモを結んでもらった。
「じゃ、じゃあ「いっせいのーせ」って言ったら右足から出してな!」
「おう。わかった!」
「じゃ、いっせいのーせ!!」
そして右、左、右と順調に歩いていたら、
「優!足元みろ!」
と龍ちゃんに急に言われ、
「はひっ!?」
あたしは変な声を出し、下を向いたと同時に、足元に石があり、つまづいてしまった。
