ある少女の恋物語

ずっと黙っていた辰也が口を開いた。








「優・・・なんで龍は学校来てねぇの?」







「え・・このごろ来るよ?」







「このごろ?前は来てなかったのか?つかこないだ、久しぶりに会って
話かけようと思ったんだけどよー、あの時は話かけれなかったし。」






「は?なんで?てかいつごろ?」







「あぁ、4月のはじめごろからだな。」






・・・あぁ、その時は龍ちゃんはあたしも話かけづらかった。







「なるほど。でも今は話かけても普通に対応してくれると思うよ?
このごろ、全然冷たくねぇし。」






「ふーん、お前龍と何かあったんだろ?」







・・・・は?なんで辰也わかる!?エスパー?







「あ。今お前俺のことエスパーとか思ったろ?」







はい。思いました。あなた族より超能力者の方があってると思うけど・・・。








「全部聞かせろ。屋上行くぞ。」






「はぁぁぁ?・・・ったく、わーったよ。」







あたしと辰也は屋上に行った。