ある少女の恋物語



「あ・・・・ありがとな。助けてくれて。龍ちゃんが居なかったら
あのままどうなってたか・・・・。」







「あ・・・いや別に。」







龍ちゃんは照れていた。







ったく~素直じゃねぇんだから・・・・








「・・・・・つかお前あんま1人で歩くなよ。危ねぇだろ。」







「はいはい、分かりましたよーーー!だけど今日は本当にありがとっ!」









「おぅ・・。あのさ、こないだの事だけど・・まだお前には話さねぇ。
だけど、いつか話すから。」







・・・・・・・龍ちゃんは1歩前進してくれた。








あたしは、うれしくてたまらなかった。







「おう☆その時まで待ってるぞ!!!!」









龍ちゃんは安心したように笑った。







「じゃ、家まで送ってく。」









「はっ?いいよ。まだこんなに明るいし。」









「・・・さっきのヤツらが居たらどうすんだよ?」








そして結局送ってもらった。








龍ちゃん前と一緒で優しくなったなぁ。








でもいつか話すって・・・ババアになる前には話すよな!!