結局・・龍ちゃんから理由を聞けなかった。







だけど、少しだけ笑ってくれた。







龍ちゃん、あたしは何があったかわ知らねぇけど、少しずつでも
いいから前進してほしいな。







そして教室に戻った。







「優!!」





「おっ、今日は殴られなかったんだな!」






信也と亮が寄ってきた。







「当たり前☆それにあたしはそんな弱っちくねぇよ。」








「だけど、お前も女なんだから気をつけろよ??」









と少し怒り気味に信也が言ってきた。信也はいつも優しいんだよなぁ。









「ほいほーい!」








「信也~やるねぇ☆ヒューヒュー!!」







「ばっ、おま殺すぞ?」






と言った信也の顔はちょっと赤かった。









・・・・コイツ熱でもあんのか?







まぁどうでもいっかぁ(笑)








そして何事もなく学校が終わり、家に帰った。






「おおーーーーーーー!!!わが妹よ!!会いたかったぞ☆」






と言って抱きついてきたのは龍兄だ。






「は?なんで居るんだよ?病院は?」







「あぁ、今日が退院だったんだよ!」








「一生あそこ居ればいいのに・・・」








「うわっなまいき娘が!!泣いちゃうぞ!?」









・・・・きもっ。鳥肌たってきた。






そして、この日龍兄はずっとすねていた(笑)