「つかよー龍、お前さー優ちゃんの事どうなったのか聞かせろよ!
屋上行くべ。」







「・・・・・・ったく、だりぃ。」







そして俺と光輝は屋上へ向かった。







「やっぱ屋上気持ちいーな☆で、どうなったんだよ?」







「ぁ?どうもなってねぇよ。」







「だってさっきお前、優ちゃんを屋上に呼んだんだろ?」







は?コイツなんで知ってるんだ?







「あ、今コイツなんで知ってるんだ?って思ったっしょ?俺の情報網
あまくみんなよ~!!ハッハッハ。」







うわ、コイツこぇー・・・。







「で、どうなったの?」





「あぁ、俺が関わんなって言ったけど「あたしは、あんたの幼馴染なんです!どんなに龍ちゃんが嫌だろうと
知ったこっちゃねぇ!!何かあったかは知らないけど・・・
あたしが全部受け止めてやっから!」って言われた。ウザイよな~。」








「へぇ~つか龍ちゃんウザイって言ってる割にはうれしそうじゃん☆」







「は?お前一発殴られたい?」







「でもさ、龍・・・・兄貴はお前に幸せになってほしいって言ってたんだろ?」







コイツ・・・思いっきりスルーしたな。








「失うのが怖いって言ってたら、一生結婚できないべ?現実を見ろよ。」








確かにコイツの言う通りだ。







俺はただ失うのが怖いって逃げてるだけかもしんねぇ。








なぁ?兄貴・・・・俺、幸せになりてぇよ。