ある少女の恋物語

「はっ嫌だね。」





「・・・は?」






「あたしは、あんたの幼馴染なんです!どんなに龍ちゃんが嫌だろうと
知ったこっちゃねぇ!!何かあったかは知らないけど・・・
あたしが全部受け止めてやっから!」










そしてしばらく沈黙だったが、龍ちゃんは少し笑った。








「・・・・・・おっせかいババア。」









「は!?ババアはねぇだろ!ババアは!」









「・・・じゃぁな。」








と言い屋上から出て行った。








龍ちゃんの笑顔・・・久しぶりに見た。








ふぅ・・さっきは殴られるかと思ったけど殴られなくてよかった。