ある少女の恋物語

そして教室のドアを開け、あたし達は皆に






「「はよー☆」」






と言った。






だが・・・・誰も返してはくれなく、なぜか静かだった。






「お前らどうしたんだよ?ったくいつもは、こんな静かじゃねぇくせに。」






と信也が言った。






そして、亮がこっちに来て、あたし達に小声で






「神田龍が来てるんだよ・・・みんな怖くて静かなんだよっ!」






は?そしてあたしは龍ちゃんの席を見たら、こっちを睨んでいた。






「なんで今日に限ってくるんだよっ!」






「しらねぇよ!だから黙ってた方がいいぜ。」






あたし達は頷いて、自分の席に戻っていった。







だけど、なんで来たのだろう?






まぁ、ここのクラスの生徒だから、来るのは当たり前か。







あたしは、龍ちゃんに聞きたいことがたくさんあった。






この機会に、あとで話かけてみようと思った。






「おい、田上優。昼休み、屋上来い。」







・・・・・・・龍ちゃんはあたしに喋りかけてきた。







「え・・・あ、分かった。」






龍ちゃんから呼んだ!?あたし何かしたか!?






まぁ、なんで雅兄が亡くなったか聞けるからいいか。