あたしはこの日ずっと龍ちゃんの事を考えていたから






あまり眠れなかった。








「おーい優!お前は今日から退院だとよ。良かったじゃねぇか!
俺なんて・・あと10日こんなつまんねぇとこに居なきゃなんねぇ・・・。」







「龍兄どんまい!!じゃ学校行ってくる。」







もうすぐチャイムがなるから急いで病院を出て、学校に向かった。







「「「おっす!優もう大丈夫か?」」」







「おう!大丈夫だべ☆」





「お前さーもうちょっと俺らに頼れよ?俺たちダチだろ?」







と信也。うう・・・ちょっと感動。こいつらやっぱいいダチだ。






「おう・・・・ありがとなっ!」







「ん、つか神田龍って優の幼馴染なんだ?」







「おう。でもアイツ・・・・なんでこんな変わったんだろ?
前はあたしと仲良かったし、いいヤツだったんだ・・・。」







今日・・・もう一回龍ちゃんの所に行ってみるか。








そして、今までの事を聞こう。






アイツは話は聞いてくれるだう。





でもコイツらに龍ちゃんの所に行くって言ったら・・・






心配するだろうな・・。コイツらに心配させたくないし。






ごめんな・・・。と心の中で呟いた。