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一瞬息が止まってしまった。






あたしの幼馴染の龍ちゃんだからだ。






「神田龍って・・・龍ちゃんの事だったんだな・・。」






龍兄はなんであの時言わなかったのだろうか?






「は?お前ダレ?」





「あたし?あたしは田上優だよ、あんたの幼馴染。」






「はっ笑わせんなよ。幼馴染だって?おめぇを幼馴染なんて
思った事ねぇな。俺の前から失せろ。」






そう言った龍ちゃんは冷めた目をしていた。前と比べたら別人だった。






「なんでだよ・・・・・なんでお前こんな変わっちゃったんだよ!?
前はこんなヤツじゃなかっただろ!?龍兄とだって仲良かったのに・・・・」





「ふっ何が言いたい?元々俺はこんなヤツだ。
お前の兄貴・・・ほんとザコだな。調子にのりやがって。」







あたしはこの言葉にブチ切れた。







そして顔に向かって一発ぶん殴った。





「おまえ、ふざけんじゃねぇ!!!」





「・・っ・・ふざけてねぇよ。
てかお前うぜぇよ、消えてくんねぇ?・・・やれお前ら。」






「「「「「「うぃっす」」」」」」







そして5、6人あたしに飛び掛ってきた。