ん!?よく見ると・・・・信也の顔が・・。



「お前・・・信也か!?信也なのか!?」




「おう!信也だよ!びっくりしたぜー・・・悲鳴聞こえたから。
ごめんな?気づくの遅くて。」




「はっ!?あたしが悪いんだよ!信也が謝んなって!!!」




「でもごめん。あ、雨強くなってきたな・・・。」





「だなぁ・・・ハッ・・・・・ハッ・・・・ブハクッション!!!!!!!」




「・・・・プッお前親父みてーなくしゃみだなッ!!アハハハ!!」




「うるせーよ!!今日が初めてだよ!!!ったく。」




「まぁまぁそんな怒るなって!つかこれ着とけよ!!!」


と信也は自分の着ていたジャケットを脱ぎ、あたしの肩にかけた。




「はっ!?あたし体そんな弱く・・・・ハッ・・ハックション!!!」




「あ?お前女だろ?カゼ引いたらどうすんだよ?ちゃんと着とけ。」



「あ・・・ありがとなっ!」



「おう。」



あたしは不覚にもドキドキしてしまった。