あたしは、今龍ちゃんに話があると言われ、屋上にいる。








話って何なんだろうか?







「なぁ、なんでお前このごろ変なの?」







変って・・・あんたのせいで変なんだよ!と思いながら








「はぁ?意味分かんない。変じゃないし。」








ダメだ。龍ちゃんの顔見ながら、話せないよ~。







「龍ちゃんそんなことで呼んだの?それだけなら、もう戻っていい?
それにあの女の子達も待ってるよ。」






「あぁ。よーくわかった。早く戻れよ。」






と言われた。






本当はこんな事言うつもりなかったのに・・・







あの時、素直に言っとけば、こんなことにはならなかっただろう。









ああ。なんてあたしはバカなんだろう。






バカすぎて笑えてくる。








もうこんな可愛くない女、見たくも話したくもないよね・・。






ほんと、情けないな。







涙がうっすら出てきた。だけど、裾でこすって






「じゃぁね。」と最後に言い、屋上を出た。