つきのなかみ




あたしのこと、気遣ってくれた……?



あたしは、今日の日直が自分だなんて考えてもいなかった。

朝、いつも通りに起きて、いつも通りに家の前でツキ君と会って。

あの時間だと走らなきゃ日直の時間には間に合わない、から…………?



「っ、ふぇ……っ、う、」

「ちょ、継乃泣いてんの!?」



朝は大丈夫だったけど、ツキ君の優しさもここまでくると涙が出てきた。