つきのなかみ




「ツキ君のおかげでもう治ったよ」



ツキ君は、あたしが学校を休んでいる間毎日うちに来てくれた。

”おまじない” はさすがにもうしなかったけど、なんとなく、ツキ君と話すのが楽しくて元気になれた。



「えへへ、どういたしまして」



ツキ君が嬉しそうに笑う。