つきのなかみ




そろそろ寝ようかな。

熱はまだ下がらないけど、気持ちはだいぶ元気になったような気がする。

ツキ君のおかげかな。

ベットにもぐりこむと、パジャマからツキ君の匂いがした。

さっきのことを思い出して、自然と笑顔になってしまう。

明日もツキ君来るかな……?

少しだけ期待して、あたしは目を閉じた。