----燕side-----


一樹が先にお別れの言葉を言った。
内容は彼女のこと。
まぁ僕もそうなんだけどね。


«次、燕先生»

名前を言われ、前に進む。


「えー。僕が今日でやめる理由はですねー。結婚を前提に付き合うことになった彼女がいるからです。」

~ザワザワ~

「その彼女はとても小さく、守ってやりたいほどか弱い女の子です。彼女以外ありえません。僕は彼女以外愛せません!今までありがとうございました。」


«二人ともに大きな拍手を»
~パチパチパチ~


あぁ
これで先生生活(ばつゲーム)も終わる。
彩花を独り占めできる。