思えたのは一瞬………
振られた女の子達がいっせいに
とびかかってきた!
「えっ!ちょっと!わぁっ!」
ーガタンガタンー
私どうなってるの?これ……
「ふふっ。井上さんみたいなブスには
掃除道具室がお似合いよ」
一人の女の子がそう言うと
周りの子が笑いだした。
男子はとっくに音楽室に行ってるし
助けは6時間目が終わるまで。
憂花は有紀に用があるため先に音楽室に行ってる。
本当に助けが来ない………
私は助けを求め、掃除道具室のドアを
一生懸命叩いている。
「出して!出して!」
私の声は誰にも届いていない。
教室には私意外誰もいないもん。
「うぅ……こんな所で泣いてたまるか」
そう言い聞かせ、私は座りこんだ。
「音楽の授業だけ………音楽の……」
燕くんの授業受けたかったな……
燕くんと色々な話しがしたかったなー
燕くんと………
ってさっきから燕くんのことばっかり
考えてるじゃん!
しっかりしろ!!
私にはなるくんが………
私……
本当になるくんが好きなのかな?
でも、燕くんに助けてほしい……
まぁ助けに来ないけど……

