「俺さ・・莉紗をもっともっとしりたいんだけどさ」





ん?今なんて・・・・



「莉紗・・・・俺」




「あのっ」





って答えるのに精一杯・・




「俺・・・莉紗のこと初めてみたときから・・」




わー!わー!
ストップ!ストップ!
うちんなこと言われたら自惚れちゃう!




「好きだってさ・・・」




「あのっでも」





「っっっぃっっ」




その声と同時に一樹とうちは振り返る。





「「わ!」」



思わずうちらは声を出してしまった・・。




「彩花ちゃん・・・」


彩花ちゃんはオロオロしている。





「ごめん!見るつもりはこれっぽちもなかったの!」




「うん。知ってる。あれ?燕は?」




「あ・・・・。あの。」



と必死に言い彩花ちゃんはうちらの前で泣いてしまった。




「え!彩花ちゃん!?どうしたの!?」





「うううう~燕くんに嫌われたかも~(涙)まだ一日目なのに~(涙)」





そういうことか!
うちは頑張って彩花ちゃんを慰め彩花ちゃんはーー



『燕くんに謝る!邪魔してごめん!あ~すっきりポイポイ~』


と歌いながら走りさってしまった。