君色のわたし


詩音side


「あ、莉子ちゃん
俺にも紅茶淹れてよ!」


俺のお菓子にぴったりの紅茶ってどんなのかすごく興味ある!


それにこの子俺のこと褒めてくれたし


皆男なのにって言うのに、


この子だけは、俺のことを褒めてくれた



「分かった!淹れてくるね!」


お菓子を貰ったせいか、笑顔で言ってくれた


餌付けしたつもりはないからね!