「じゃあ一条!
これ解いてくれ」
「えー…はい」
渋々席を立つ朝陽。
ちょうウケる♪
「栞那…覚えてろよ」
朝陽が呟いてたのを
あたしは笑うのに夢中で
全然気づかなかった。
「お、一条流石だな。
これかなり難しいのに正解だ」
先生の一言でクラスが
ガヤガヤし始める。
「凄いでしょ?」
称賛されながら戻ってきた
朝陽は椅子に座る。
「別に?あたしだって
あんなの解けてたけど」
そう言ってノートを見せる。
本当にちゃんと解けてたし。
しかも朝陽は違うけど
あたしは模範通りだし。
若干ドヤりながら言ったら…
「へー凄いじゃん。
良かったね」
他人事みたいに言われた。
まあ他人事なんだけど。
それにしても腹立つ!
