☆☆☆



「じゃあ一条!
これ解いてくれ」

「えー…はい」

渋々席を立つ朝陽。
ちょうウケる♪

「栞那…覚えてろよ」

朝陽が呟いてたのを
あたしは笑うのに夢中で
全然気づかなかった。

「お、一条流石だな。
これかなり難しいのに正解だ」

先生の一言でクラスが
ガヤガヤし始める。

「凄いでしょ?」

称賛されながら戻ってきた
朝陽は椅子に座る。

「別に?あたしだって
あんなの解けてたけど」

そう言ってノートを見せる。
本当にちゃんと解けてたし。
しかも朝陽は違うけど
あたしは模範通りだし。

若干ドヤりながら言ったら…

「へー凄いじゃん。
良かったね」

他人事みたいに言われた。
まあ他人事なんだけど。
それにしても腹立つ!