「栞那。ビビ先戻ってんね」
そう言って先に帰った。
朝陽からは見えないけど、
ビビは気まずいもんね…
「ところでさ」
「?」
「何で赤で渡ろうとしたの?」
「…考え事してて、
周りが見えてなかったの」
そうじゃん!
あたし、ファントムのこと
考えてたんだから
全てはファントムのせいじゃん!
「最悪…」
「事故りかけたこと?」
「ち…まあそんなとこ」
否定しようとしたけど、
面倒くさいからやめた。
明日、絶対成功させてやる!
「じゃあまた明日」
「うん。本当にありがとう。
明日ねー」
そしてお互い部屋に入った。
