☆☆☆



「栞那。ビビ先戻ってんね」

そう言って先に帰った。

朝陽からは見えないけど、
ビビは気まずいもんね…

「ところでさ」

「?」

「何で赤で渡ろうとしたの?」

「…考え事してて、
周りが見えてなかったの」

そうじゃん!

あたし、ファントムのこと
考えてたんだから
全てはファントムのせいじゃん!

「最悪…」

「事故りかけたこと?」

「ち…まあそんなとこ」

否定しようとしたけど、
面倒くさいからやめた。

明日、絶対成功させてやる!

「じゃあまた明日」

「うん。本当にありがとう。
明日ねー」

そしてお互い部屋に入った。