「え…うん。朝陽ん家で休ませてもらったの」
「え…何で?その人、学校は?」
「成り行きで一緒に早退した」
「…ふーん」
「何?」
「その人、大丈夫なの?」
「うん。優しい人」
私も最初は疑ってたけど。
いい人そうだしね。
「そうじゃなくてー」
「?」
「…まあいいや。栞那を助けてもらったし」
「そうだね」
あ、今度お礼しなきゃ。
明日聞いてみよ。
「あ、だから栞那、そんな格好してたんだー」
そんな格好?
私は自分の姿を見た。
ダボダボなスウェット姿だ。
「あーっ!!!」
「え、どうしたの?」
「服返し忘れたし、制服忘れてきた…」
「ええーっ!?」
