廊下には生徒が多くて、本当に視線が痛い。
そりゃそうか。
私達昼休みなのに荷物持ってるんだもん。
それにしても歩くの速すぎて辛い…
「あ…朝陽!」
「何?」
名前で呼ばないと後々面倒だから素直に名前で呼んでみた。
「あの…」
駄目、頭がまわらない。
「あ、腕離せってこと?」
「ちがっ「離さないよ」」
!?
「だって離したら教室に戻るでしょ」
…一瞬焦ったじゃん。
「辛いから…
もうちょっとゆっくり歩いて欲しかっただけ…」
「あ、ごめん。じゃあ行こうか」
「うん」
良かった。
ちょっと楽になったかも。
そういえばあたし…何か忘れてない?
「…あ」
早退すること響子に伝えてなかった…
