「ちょっ…やめ「熱あるけど」」
は?熱?
「おでこ超熱い。熱あるんだから早く家帰って寝なよ」
もしかして今朝のダルさってこれのせいだったり?
「おい、聞いてんの?親に連絡して来てもらいなよ」
親…
「私…親いない」
失踪しちゃったんだから。
今は思い出させないでよ…
「…ごめん。じゃあ帰ろうか!」
「は!?」
そう言って立ち上がる。
「ほら、行くよ」
あたしの腕を引っ張り教室を出ようとした。
「みんなー俺と栞那早退するから先生に伝えといてー」
「わ…かった」
「ありがとう!」
ーーガラッ
あたしが最後に教室を見た時
…視線が半端なかった。
