☆☆☆



「はあー」

小さくため息をつく。
これで何回目かな…?

一人は嫌。何だか不安になるから。

まったくもう、ビビのバカ!
集会なら仕方ないけどさ…

「早く帰ろうっと」

真夜中だし明日も学校あるしね。
なんて考えていたら、あたしの前方に誰かが座っていた。

月を見上げてる?

ていうかここって、一応屋根の上なんだけど…

あれ?
あの人…さっき現場にいた人?

関わりたくないし、気付かれないように帰ろう。

よし、そうしよ!

なんて決意した矢先、声を掛けられてしまった。