「はあー」 小さくため息をつく。 これで何回目かな…? 一人は嫌。何だか不安になるから。 まったくもう、ビビのバカ! 集会なら仕方ないけどさ… 「早く帰ろうっと」 真夜中だし明日も学校あるしね。 なんて考えていたら、あたしの前方に誰かが座っていた。 月を見上げてる? ていうかここって、一応屋根の上なんだけど… あれ? あの人…さっき現場にいた人? 関わりたくないし、気付かれないように帰ろう。 よし、そうしよ! なんて決意した矢先、声を掛けられてしまった。