「まあいいや…
じゃあ栞那!偵察行こう?」

「うん」

ビビの説教が終わり
あたし達は偵察に向かった。

「でも誰なんだろうね?」

「わかるわけないでしょ?
ビビの能力使って透視してみてよー」

ビビは王宮に住む王室妖精の中でも特に魔力が高いから。

「無理無理。
栞那の方が魔力凄いんだから栞那やってよ」

「やだよー魔力使いたくないもん」

「あ、栞那!もう11時過ぎだから制服だと補導されちゃうよ」

「あ!」

そうだった
あたし今制服だった…