「あれ、私下の名前教えたっけ?」
「教えたっていうか昨日藍沢さんが呼んでたから」
昨日…
確かに響子呼んでたかも。
なんだ、一瞬怖くなったから良かった。
そして授業が終わり…
女子が朝陽の周りに集まった。
「一条君って何処から来たの?」
「何て呼んでいい?」
隣の席が騒がしいので響子の席に行こうとした。
ーーグイッ
「!?」
「俺、今から栞那に校内案内してもらうからみんなはまた今度ね」
「え?ちょっやめ…」
ーーガラッ
腕を掴まれて、半ば無理矢理に教室を出された。
ひょろいかと思ったけど意外に力強くて結局振りほどけなかった。
校内案内とかまじでダルい…
響子に代わってもらおっかな。
てか私朝陽に腕掴まれたままじゃん。
