「栞那」
目の前に座る圭汰が小声で呼んだ。
「カラオケ…って何?」
「え!?」
…カラオケ知らないの?
あたしも行ったこと無いけど。
あたしより1年早くここにいたのに…
「歌を歌う所だよ」
「歌?…俺下界の歌シラナイ」
「…あたしも」
そういえば知らないかも。
こんなんで行ったらかなりまずい(-o-;)
「今日はカラオケやめない?
あたし昨日薄着だったから喉痛くなっちゃって」
「え、大丈夫?無理しないでね!」
「ありがとう響子」
響子に申し訳なかったけど…
「じゃ今度カラオケ行こう!」
カラオケは行かなくなって
ほんとに良かった。
