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｢…昨日の真夜中って…何してた？｣

言ってから、
この質問おかしくない？
って気づいたけど…

｢寝てた…って言いたいけど家の用事で外にいたよ｣

"用事""外"
疑惑が確信になった。

｢ファントムは…
あなただったんだ｣

｢…｣

朝陽は無言で立ち上がり、あたしに背を向けて、

｢ああ｣

一言呟いた。