いつもと違う、少し怖い圭汰が
近づいてきたかと思ったら
突然あたしの前でひざまづいて
「お姉様」
と言った。
「圭…はあ!?」
圭汰ってば何言ってんの!?
同い年なのに。
そりゃ、何度か
(何度って回数じゃないけど)
弟のリアムに似てるなと思ったことはあるし、
リアムがふざけて"お姉様"って
呼んだことはあったけど…
「嘘も程々にしてよー」
微笑む圭汰。
「…からかってんの?」
相変わらず微笑んだまま。
「リアム…なの?」
もしかして…
と思って聞いてみた。
「そうだよ」
笑顔であっさりと答える、圭汰ことリアム。
あたしには何が何だかわからなかった。
