☆☆☆



いつもと違う、少し怖い圭汰が
近づいてきたかと思ったら
突然あたしの前でひざまづいて

「お姉様」

と言った。

「圭…はあ!?」

圭汰ってば何言ってんの!?
同い年なのに。

そりゃ、何度か
(何度って回数じゃないけど)
弟のリアムに似てるなと思ったことはあるし、
リアムがふざけて"お姉様"って
呼んだことはあったけど…

「嘘も程々にしてよー」

微笑む圭汰。

「…からかってんの?」

相変わらず微笑んだまま。

「リアム…なの?」

もしかして…
と思って聞いてみた。

「そうだよ」

笑顔であっさりと答える、圭汰ことリアム。

あたしには何が何だかわからなかった。