向かった先はファミレス。

少し早めの時間だったせいか、
意外に空いていたから直ぐに席に着けた。

そしてシンキングタイム。

実はあたし、凄く優柔不断だから
こういうの決めるの超ニガテなんだよね(-.-;)

「じゃあ…私ドリア」

「俺は肉!グリル焼き~」

うわー。
響子と圭汰、もう決めちゃってるよ…
やばーい…あと朝陽だけか。

「栞那は?」

「あたし…は、オムライスとドリアで迷ってる」

だってどっちも美味しそうなんだもん!

「じゃあ俺ドリア頼むから半分あげようか?」

「え!?」

朝陽の提案は予想外過ぎた。