疑惑が頭から離れず、
胸がモヤモヤしたままリビングに行くと、
3人はソファーに座ってくつろいでいた。

全くもう!
誰の家だと思ってんのよ。

あたしはイスに座った。

「栞那、具合だいじょーぶ?」

響子が聞く。

そんなこと聞くならあたしをソファーに座らせてよ。

…なんて言えるはずもなく。

「あーうん。大丈夫」

そっけなく言った。
わ・ざ・と、ね。

気づいてないっぽいけど。

「てか3人は何で来たの?
しかも今学校の時間じゃん」

あたしは聞きたかったことを聞いてみることにした。