☆☆☆



「ちょっとー!
2人遅いよー
何やってんのー?」

げ、響子!

響子、朝陽好きだから
あたしがこんなことしてたら
誤解しちゃうよね。

もう気を付けなきゃ。

「ごめーん。今行く!」

とりあえず響子に言い、

「朝陽、行こ?」

あたしは歩き出した。
…のに、

「後で教えて」

朝陽が耳元で言って、
そのままリビングへ行った。

その時のあたしはというと、
ドキドキしていた。

けれども、
腕を捕まれた時といい…

この感じ…知ってる。

あたしは…
朝陽に一つの疑惑を
抱いたのだった。

ファントムの正体は朝陽
だっていう疑惑を。