「ええ、そうね」
だって、追い詰められて
いるんだもん。
「のんきなもんだな」
「そうでもねえよ。
かなり必死だったしな」
うんうん。
頑張ったよ、あたし。
「ま、そうでもしてくれないと
俺等警察の顔がないからな。
そして俺等は泥棒を
追い詰めた」
「ああ」
「そうね」
泥棒って言い方が
気にくわないけどね(-.-;)
「つまりは失敗か。
出口もないし、大人しく…」
ーーガシャガシャ
『おい、どういうことだ!?』
「!?」
これにはあたしも驚いた。
だっで、
出口を覆っていたシャッターが
開きはじめたんだから。
「つまり、俺等は失敗して
なかったってことだな」
ファントムは微笑し、
あたしをお姫様抱っこして
外へ逃げることに成功した。
