☆☆☆



「ええ、そうね」

だって、追い詰められて
いるんだもん。

「のんきなもんだな」

「そうでもねえよ。
かなり必死だったしな」

うんうん。
頑張ったよ、あたし。

「ま、そうでもしてくれないと
俺等警察の顔がないからな。
そして俺等は泥棒を
追い詰めた」

「ああ」

「そうね」

泥棒って言い方が
気にくわないけどね(-.-;)

「つまりは失敗か。
出口もないし、大人しく…」

ーーガシャガシャ

『おい、どういうことだ!?』

「!?」

これにはあたしも驚いた。

だっで、
出口を覆っていたシャッターが
開きはじめたんだから。

「つまり、俺等は失敗して
なかったってことだな」

ファントムは微笑し、
あたしをお姫様抱っこして
外へ逃げることに成功した。